トピックス

スタッフブログ

歯医者さんのメンテナンスってホントに必要なの?

皆さん、お盆休みいかがお過ごしでしょうか?

当院は本日までお盆休みを頂戴しまして明日より年末に向けてエンジン全開で頑張って皆様のために治療やメンテナンスに励んで参ります。

さて、皆様はメンテナンスと聞いてホントにメンテナンスが必要なの?と思われている方が沢山いらっしゃるかと思います。

また、どれくらいの頻度で通ったらいいものか分からない方も多いと存じます。

そこで、明日からでもメンテナンス行こうと感じる様な内容を今回は書いてみようと思います。

自分でハードル上げましたが・・・。

 

まず、皆さんは美容院や床屋さんにどれくらいの間隔で行きますか?

私は、今週末勉強会なので身支度という意味合いも含めて昨日行きました笑

そして、家族全員髪が伸びるのが早いので2ヶ月は保ちません。

 

そこで、これを歯科に当てはめてみましょう。

髪も気付いたら伸びている。

しかし、髪は痛くはないですよね??

歯は痛く無ったら治療に行く。

痛くなければ行かなくていいのでしょうか?

これを数値化したり、現在のリスクを知れたりすれば危機感が生まれたり、必要性を感じれるのではないでしょうか?

髪の場合、暑い季節になったから切ろうとか、鏡を見てボサボサしてきたから切ろうとか、染めた部分がプリンちゃんになったから切ろうとかありますよね。

しかし、歯の場合は歯医者に行かなくては具合の悪い部分が見つからなかったりします。

そこで、当院では歯のヤバさチェックをいろいろな方法で現在のリスクを知ってもらえるように努力しています。

髪の場合⇒暑くなったから切る。

歯の場合⇒歯周ポケットが深くなり歯肉が腫れているから歯科医院でメンテナンスを受ける。

 

鏡を見てボサボサになったから髪を切る。

歯の汚れを染め出し、お口の中の汚れを鏡で見て歯ブラシでは落としきれなくなった歯垢や歯石を完全に取り除くためメンテナンスで徹底的に汚れを除く。

 

染めた部分がプリンちゃんになってしまったから、カラーコードを決めて再度カラーリングする。

お口の中の状態を計るため、唾液検査(SMT)を行って、歯周病リスクが高いのか、虫歯リスクが高いのか、口臭が激しくあるのか、定期的に検査してそれにあった薬剤を使用して歯みがきを行う。

 

このように、置き換えてみました。

分かりやすかったか分かりにくかったかは皆さんが美容院・床屋と歯医者にどれだけ親近感があるかで千差万別でしょう。

当院では来院された患者様全ての方に冊子をお配りして、歯の大切さや歯が治療を受けることでどれだけダメージがあるのか、お財布にも今後どれだけダメージが将来的に生じてしまう可能性があるのかを説明しています。

 

メンテナンスは、日本の保険診療において今まで認められてきていない領域でしたが徐々に厚生労働省の方も国民皆健診を行う方針など、お口の健康がどれだけ身体の健康に寄与するのか。

それは、健康を害したことのある方なら分かるかも知れませんが、病気になると収入もパタッと止まってしまう可能性もあります。

また、歩行困難ともなれば十分な設備のない訪問診療で姑息的に治療を行わざるをえません。

今の健康が当たり前なうちに、お口の健康をキープして将来、手つかずのお口でおいしく食事をとって欲しいと思っています。

 

世界自然遺産って、手つかずの森だったり神秘的な湖があったりしますよね(^o^)

歯も一緒で、手つかずのものが一番美しく丈夫で長持ちします。

歯並びが悪かったり、虫歯になってしまったり、歯周病になってしまったりと病的因子はどうしても生じますが、

メリットデメリットを良く知る機会としても歯医者さんで専門家と話をしてみましょう!!

また、メンテナンスも本来個々のお口の状態で期間が変わってきます。この期間も当院では

歯周病学会などのエビデンスを根拠に期間を設けています。

メンテナンスを受けられている方はなぜそのメンテナンス期間なのかかかりつけ歯科医院に根拠を聞いてみてください。しっかりメンテナンスしてもらえているのかが明らかになりますよ☆

 

また1つだけ、治療に関する警笛です。

当院ではセラミック矯正を強く反対しております。

またモニタリング患者を募集する歯科医院も大変危険だと思います。

患者さんは実験台ではありません。誠意を込めた診療を行う歯科医院に通うようにしましょう。そして、その後もしっかりメンテナンスをしてもらえる歯科医院に通いましょう!!

理由は、当医院スタッフ、もしくは院長にお尋ねください。

(聞くのはタダですし、聞かぬは一生の恥ですし、歯は一度削ったり手を加えたら戻ってきませんからね)

沢山書きたくなってしまったので、この辺で辞めておきますね(@@;)

最後までお読みいただきありがとうございます。

是非皆さん個々のお口にあったメンテナンスを受けて、コロナに負けない健康的に過ごして参りましょう。

 

 

診療カレンダー WEB予約、お問い合わせ