今日の矯正診察を終えて。。。
こんばんは。渋谷区本町のエンドウ歯科医院では月に一度大学の先生をお招きして矯正を行っていただく日を設けています。
まだまだ、開業して日の浅い当院ですが、矯正患者さんは非常に多いのです。
というのも、歯科の治療では一般歯科・小児歯科・口腔外科・矯正歯科を標ぼうできるのですが、一般歯科の治療に矯正治療は大切なのです。
アメリカでは治療が細分化されており、歯科の中から専門性の高いDrが担当制で治療に当たっているのですが、どうしても治療のゴールを決めていくのに船頭がいないとまとまるものもまとまらなくなってしまいます。
歯並びの悪い方がどうしても虫歯になりやすかったり歯周病になりやすいのはお口の清掃がいくら行き届いていても最後は噛み合わせの不調和で歯が壊れていってしまうのです。
エンドウ歯科医院院長も矯正治療を昔から全体的な顎のバランスをみて治療を行っているのですがＤｒにはやはり学んできたものが多岐にわたるため矯正専門で当院院長が研修医のころから矯正を教えていただいている熊本伊東歯科口腔病院時代からの矯正認定医川鍋先生の協力をいただいております。
歯と口腔周囲の筋肉、歯並びと歯周病・虫歯・顎関節症のからみなどから生じる顔の変化について今後も患者さんへ情報を啓蒙できれば幸いです。
ここで、虫歯・歯周病と矯正の関係性を再度お伝えしておくと。
皆様は歯科医院に受診するとき痛くなったから、腫れたからなど、自覚症状が出てきてから受診されると思います。
でも実際には、そうなることは必然でダメになってから来ていることに気付いているでしょうか？もちろん痛いんだから
見てよって感覚ももちろんわかります。
しかし、そもそも痛くならなかったらよくないでしょうか？
エンドウ歯科医院では初診時に極力お口のお写真とレントゲンを撮影して今迄どのような経過を辿ってきたのかをレントゲンからひも解くようにしています。
レントゲンには、今までの患者さんの歴史が詰まっています。
奥歯ばっかり虫歯になっているから、歯と歯の間ばっかり虫歯がある方。顎の変形から左右の長さが違う方など、
治療のやり方は治療計画が決まればサクサク進みますが、最初の歴史を知ることで患者さんが今後どのように歯が失われていくのか、どうしたらそれを防止できるのかをよく考えます。
その中で、食いしばりがあったりして力という因子は歯科医師側では取り除くことができません。
今は、マウスピースを使用して歯を守るようになりましたが守れているのは夜間のマウスピース装着時のみです。
２４時間中８時間はマウスピースで守れていたとしてもそのほかの食事中・仕事中は、負担の大きな歯がある方にとって消耗は早く早期に歯が失われる可能性があります。
矯正治療というのは、歯にかかる力をすべての歯に分散させて負担を限りなく軽減したりします。
顎関節のことも歯並びが整っていれば、顎関節症になりづらくなりますので、矯正治療って本当に予防歯科の最上級の治療方法なんです。
当院では、矯正治療を希望していな患者さんでもレントゲン写真やお口の写真・歯周組織検査から矯正治療が患者さんにとって歯の予防の効果が高いケースではご提案を行うことがあります。
歯科は、今、金儲けや何度も歯科受診させようとするなど、悲しい考え方をお持ちの方もいらっしゃいますが、本当に患者さんのことを考えているのかどうかはしっかりその歯科医院の先生とお話をすればよく分かると思います。
ご自身の歯は、ご自身でよく考えて治療を決めればいいものですし、そのためには情報が必要です。
なので、歯科医院で多くの情報を集めて自分の歯が一生守っていけるように歯科医院選びもしてくださいね！！
それでは、また歯科の奥深い内容を提供しますので本編はこの辺で(^^)/
