本日休診日
こんばんは。今日は休診日です。
診療日は当たり前ですが日々患者さんのためとスタッフのことを考える日々です。
休診日の私のスケジュールは午前中は患者さんのことを考え、そののち医院のことも考えたりしてます。
午前中は、患者さんが日々来院してくれる中で変化はないか。
当院は毎回といっていいほど、お口の写真を納めます。
毎回写真をとることで、ある日突然の変化が生じた場合にも、いつの時点まで変化がなかったのかが読み取れます。
昨日まで、大丈夫だったといわれる場合も、1年前から変わってないな・・・
原因はほかにあるのではないか?
といった本当の原因が見つけられることがあります。
写真を毎回撮ることに、不快感を示す方もいられますが、写真をとるということはそれほど責任をもって変化を注視しているということです。
お口の中を見ていくのに、目で見て
大丈夫ですねー
で終わる医院さんと。
毎回、お口の写真を撮り休日にはそのお越しになられている患者さんの写真を歯科医師がくまなくチェックしてくれている歯科医院さん
どちらが親身に対応していると思いますか?ちなみに、保険診療にもお口の写真撮影の点数がありますが、
一枚30円前後の負担です。
一度の操作で、お口のお写真を撮る技術はなかなか高く、
当院のスタッフはトレーニングを受けているので簡単に撮っているように思われるかもしれませんが、
大ベテランの歯科衛生士、歯科医師さんでもトレーニングを受けていなければ、
なかなか撮影するのは困難です。
したがってその写真を30円ほどで診査診断してもらえる資料として撮影してもらえるなんてとってもお得だと思いませんか?
時々、写真はいらないといわれる方が100人に1人くらいおられますが、相当もったいないことをしていると思います。
日本において、歯1本の価値は100万円といわれているので写真撮影を毎回して早期に歯が守られているメンテナンスを
受けることがどれほど、患者さんにとってお得か・・・
ちなみに治療がコンプリートしてメンテナンスのの方に移行した患者さんは写真撮影を無料で行っています。
当院は、それほどまでに写真撮影を行うことの価値があると患者さんには知っておいてもらいたいのです。
また、午後は医院をどう作っていくべきか。方向性を考えたりします。
午前は目先の直近のこと。
午後は、将来の先を見据えた幡ヶ谷にエンドウ歯科医院が存在する意義や価値を考え、先を見据えることで
ゆるぎない歯科治療理念を考えていきます。
日本はこれから益々、超高齢化社会に向けて進んでいきます。
東京都も例外ではなく、当院のある渋谷区本町でもご高齢の方々が多く住んでいらっしゃいます。
2013年の平均寿命は男性80.2歳 女性86.6歳で四人に一人は65歳以上です。
私の両親も65歳前後ですが、まだまだ元気で安心してますが口腔周囲の筋肉の衰え、誤嚥(むせたりすること)は以前よりも増えたなと実感します。
誤嚥性肺炎のリスクは、お口の中の細菌が肺に侵入して起こる可能性が高いのは容易にわかります。
死亡原因にも誤嚥性肺炎は年々上位に位置してきており、お口の大切さを今後も伝えていかなくてはならないなと実感する休日でした。
お口の細菌は、虫歯菌・歯周病菌と様々な種類の細菌がいます。
それらの細菌が、肺の中に入りその閉ざされた空間の中で大繁殖をしてしまうと、
誤嚥性肺炎のリスクが上がります。
お口の細菌を少しでも減らし、お口の写真を撮影して軽度の疾患から小さな虫歯までも見逃さないことで、お口の細菌が減り肺に侵入する細菌数を限りなく少なくするようスタッフ一同尽力いたします。
そのことで、幡ヶ谷地区のエンドウ歯科医院に通う患者さんは健康寿命を延ばすことができ、地域の内科の先生とも密に連携をとります。
幡ヶ谷の地域のため、これは微力ながら日本の健康寿命の延長ための医院を作ってまいります!
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。