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スタッフブログ

明けましておめでとうございます

2016年がスタートしました。
皆様いかが正月のお休みをお過ごしでしょうか?昨年11月4日の当院を改装開業し、初めてのお正月を迎えました。
昨年は、改装に当たり地域の皆様には多大なご尽力と激励をいただき、感謝申し上げます。

昨年は、開業後の慣れない新品設備の使用に若干の手際の悪さもあったかと思いますが、患者様に対して適切な診査診断を行うべく粉骨砕身夜な夜な診断をしておりました。

おかげさまで、初診の患者さんが毎日お越しになられるので、その方のお口の状態から過去の治療歴を鑑みてなぜその口の状態になったのかを深く考えております。

お口の治療(歯の治療はもっと細かな部分)を考えるときに、今現在どうしてその状態になったのかを考えます。

例えば、昨年お越しになられた患者さんで、知覚過敏の方がおられました。

その方の治療に私は矯正治療を提案して治療に当たらせて頂きました。

ここまで聞いてどうでしょうか?

知覚過敏から矯正治療に紐づいた流れを想像できますでしょうか。

知覚過敏になるには、主に2つの原因があります。

1 歯ブラシのし過ぎ

2 噛み合わせが強すぎて、歯に過大な負荷がかかっている

 

そこで、 当院の治療方針
を新年よりご報告させていただきます。

当院は、
患者様ひとりひとりの10年後、20年後を想像しお口を総合的に診査・診断し、その上で最良と考えられる治療法
をご提案します。
最良とは、お金をかければいいものではなく、患者様の必要と考えるニーズに沿い治療を提案していきます。

今回の患者さんにとって、他の歯科医院では歯みがきのし過ぎと言われて20年以上過ごしてきておりました。

奥歯には多くの銀歯が装着されており、前歯はほぼ無傷。

これが何を意味しているのかお分かりでしょうか?

前歯は噛み合わせがないので負担がなく生まれたてのきれいな状態で40年近く過ごしてきています。

それなのに奥歯は虫歯だらけになるということは奥歯の負荷が大きすぎるということ。

当院は

患者様ひとりひとりの10年後、20年後を想像しお口を総合的に診査・診断し、その上で最良と考えられる治療法

を提供しますので、この場合奥歯がどんどん負荷をかけられて最終的には歯が折れたりして抜歯になることを考えると、今からでも奥歯の負荷を減らしてこれから先40年すべての歯の寿命を延長できれば患者さんも喜んでもらえるのではないかと考えたのです。

一般的に、矯正治療は審美的に見た目をきれいにしたい患者さんが大半を占め、若い女性が多いのでそういった患者さんは、矯正歯科に足を運びます。

しかし、一般歯科でも矯正治療は行っていて一般の先生方が手掛ける矯正治療は、見た目は当たり前ですが、機能性の改善を目的に矯正治療を行うことも多くあります。

矯正の専門医とお話をしていると、その治療した方が、虫歯になったり、歯周病になったりしてもその治療は矯正しかしていない先生では手に負えず、その後は一般歯科の先生に引き継がれます。

患者さんも矯正ではない虫歯だったら、矯正治療を受けた先生のところを受診することも多くあります。

そうすると、矯正歯科医師は自分の並べた歯並びが将来どうなっているのか知らずにその後過ごしていきます。

我々、一般歯科で矯正治療を手掛ける場合、将来どのような弊害が生じるのか虫歯治療や、歯周病治療をしている経験値がある為、より矯正による歯並びのクオリティよりも機能性を重視した矯正コーディネートを心がけます。

ここまで読むと、矯正専門医って審美を気にしない患者にとって意味ない?

と思われてしまうかもしれません。

私は、そのようなことを言いたいのではなく、矯正専門医にしか手掛けられない一部の患者さんだっておられます。

当院にも大学病院の矯正専門医が在籍しており、もう開業する前からの付き合いになるので10年以上もその矯正専門医との連携をしております。

矯正専門医の必要性は高く、治療がうまく進まないケースは大抵、診査診断の段階で間違いがあります。これはインプラント治療などにおいても同様です。

各分野においてそれぞれエキスパートの存在は大変重要ですが、その根底を支えるのは我々一般開業医でその上に専門医といわれる専門性を備えた方々です。

将来を見据えた治療計画を本年も幡ヶ谷のエンドウ歯科医院では遂行して参ります。

今回のケースは、知覚過敏からの矯正の必要性のお話でありましたが、すべての患者さんに当てはまるわけではございません。

文章に致しますと、漠然としており中々伝わりづらい部分もありますの。

今回この文章を最後までお読みいただいた方ならば、是非一度、ご来院いただきお口を拝見させていただければと存じます。

その上で、私自身の知識と技術をご提供いたします。

もちろん理想治療をお伝えし、その中で現実的にその治療が患者さん自身が納得いくのか、治療に継続して通えるのか、はたまた歯科医師と患者さんも人間同士ゆえ、合わないと判断された際には、他の歯科医院さんへご相談に行くのもよいと思います。

日本は現在6万件以上の歯科医院がありますので、必ずしも1件の歯科医院ですべてを決めなくてもいい時代です。

初診時においては、治療をすぐに行ったり致しません。

患者さんの状態によっては、2、3回来院していただき徐々にお口の状態を把握していただくこともあります。

ですから、安心してまずはご相談ください。

早期発見は早期の治癒を生みます。
手遅れの際は・・・

 

患者様ひとりひとりの10年後、20年後を想像しお口を総合的に診査・診断し、その上で最良と考えられる治療法

を、一緒に考えましょ(笑)

 

当院の前には、幡ヶ谷氷川神社様があり、初詣に多くの方々がご参拝されています。

こんなにも、多くの方々が幡ヶ谷氷川神社様に参られている。

幡ヶ谷のお膝元、幡ヶ谷氷川神社の神様に恥じない治療を本年も行って参りたいと存じます。

私は、神様ではないのですべての治療ですべての歯を治すことはできませんが、患者さんが希望する治療を

今年も歯科医学の研鑽をし、レベルアップとアップデートを計り、歯を「残し」「守る」「治す」を念頭に置いたエンドウ歯科医院を宜しくお願いします。

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