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インプラントとは?メリット・デメリットを解説

皆様こんにちは。

さて突然ですが、あなたは受けたい治療にインプラントが最初に来ますか?

また、歯を失った経験はありますか?小さいころテーブルに前歯をぶつけて歯が欠けた。

小学校で机に前歯をぶつけた。

自転車で走行中目の前に猫が飛び出してきて自損事故をしてしまったなど外傷による前歯の損傷・喪失をさてた方もいらっしゃることでしょうか。

また、虫歯によって歯の神経を取り除くことになってしまい、数年経過したのち、歯がもろくなって折れた、かぶせ物の隙間からまた虫歯になって外してみたら抜歯せざるを得なくなってしまった。

さらに、20代から30代のころは虫歯にもならなかったので磨いていなかった。

しかし、40代になって歯周病が驚くほど進行してしまい歯を失ってしまった。

そんな方もいらっしゃることでしょう。

そんな時できるだけ早く、人工歯(ここではインプラントに限った話ではありません)で補う必要があります。なぜなら、放置している時間が長くなるほど、お口に与える悪影響が大きくなるからです。

どんな影響があるのかご存じですか。

当院にお越しいただければそういった治療せずの放置がどのような結果を招くか、またそうなってからの治療方法が長時間にわたることや矯正治療を絡めたり場合によっては健康な歯を削らなくてはいけなかったり、最悪の場合神経を取り除く必要すらあるのです。でもそれって健康な歯を削ってまでしなくてはいけないの?

と。思われる方もいらっしゃるでしょう。

それ以上に歯が抜けたところを放置することは大変問題なのです。

歯を失った際、その欠損部分をどう治療するのか。

選択肢はインプラント、入れ歯(義歯)、ブリッジです。

先ほど、お伝えした健康な歯を削らなくてはならなくなったり、最悪神経を取り除く可能性があるのはブリッジという治療法です。

しかし、義歯とブリッジを比較するとブリッジの方が予後がよかったという論文もあるのでとても悩ましいところなんです。

あなたにとってのメリットは何ですか?

われわれ歯科医師は常に患者さんの一番のメリットを考えて治療をしなくてはなりません。

 

そこでインプラントとはどういった治療法なのかいろいろと深堀していこうと思います。

こちらをご紹介していくことで、インプラントの知識が深まり結果として患者さんにたくさんのメリットがありますので是非最後までお読みください。

▼そもそもインプラントとは?

 

インプラントとは、失った歯の機能や審美性を回復させるための治療で、隣の歯を傷つけることなく、ましてや隣の歯の神経を除くことなんてありません。

歯の失われた部分に骨がっしかりあれば顎の骨にチタン製のネジを埋め込むことができます。それが天然歯の歯根の役割を果たすことから、ブリッジや入れ歯にはないさまざまなメリットが得られます。

 

▼インプラントのメリット

 

インプラントは、人工歯根が存在することで、以下に挙げるメリットが得られます。

 

・見た目が天然歯に酷似している

・硬いものでもしっかり噛める

・顎の骨が痩せにくい

・装置の寿命が長い

・残った歯を削らなくいい

・入れ歯では引っかかっている歯、ブリッジでは削られた歯などを支えている周囲の組織に負担がかからない

 

▼インプラントのデメリット

 

インプラントはメリットの多い治療法ですが、決して万能ではありません。以下に挙げるようなデメリットを伴う点にご注意ください。

 

・外科手術が必須

・治療期間が比較的長い

・治療費がやや高い

・顎の骨の状態によっては治療できない

・インプラントが後々感染を起こした場合、天然の歯よりも直せる治療方法が現時点で完全なものがなく

万年炎症を抱えた状態で生活するかもしくは、強固に骨とくっついているインプラントを無理やり取り除き新鮮な骨を作り

再度インプラントを埋入する必要がある。

(個人的な意見ですが、インプラントを打つと表現される方がおられますが、人間の体内にネジ式のものを入れ込むとはいえ、打つとはあまりに暴力的でかつ医療倫理に反しているように感じておりますので、人に施術する治療を、打つと表現される歯科医師は患者を道具と思っているように感じてなりません。→あくまで私の主観です。)

 

▼まとめ

 

今回はインプラントの特徴やメリット・デメリットについて解説してきました。インプラントについてさらに詳しく知りたい、疑問に感じている点がある、という方は、お気軽に当院までご相談ください。

 

そもそも歯を抜かなくてはいけないのか本当に!

義歯適応、ブリッジ適応、インプラント適応は患者さんが利点、欠点をしっかり認識したうえで治療を選択するべきものです。

歯医者さんにインプラントを勧められたから。。。といった理由だけでインプラントを選択することのないよう気をつけましょう。(インプラントを大々的に掲げている看板歯科医院がありますが、そもそも歯を残す努力をしているのか・・・歯を残す治療方法を掲示している歯科医院をまずは選びましょう。)

インプラント治療を行う歯科医院は近年どこの歯科医院でも行っておりますので、まずは歯を残してもらえる歯科医院から検索を行うようにしましょう。

もっとも、ご自身の歯を残したいといった思いがある方に限った話ですが、ご参考にあれば幸いです。

参考ページ:当院のインプラント治療について

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