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歯医者で行う唾液検査|何が分かる?

お口の専門家である歯科では、虫歯・歯周病の治療だけでなく、唾液検査を行うこともできます。とても簡便な検査ではあるものの、唾液にはたくさんの情報が含まれているため、いろいろなことを評価できます。今回はそんな歯医者で行う唾液検査で分かることを詳しく解説します。

 

▼細菌の種類・数

 

唾液検査では、唾液に含まれる虫歯菌の種類や数をチェックできます。虫歯菌にもいくつか種類があり、感染力の高いものから低いものまでさまざまです。唾液検査によっては、歯周病菌までチェックできるものもあります。

 

▼唾液の緩衝能・酸性度

 

唾液の緩衝能(かんしょうのう)は、酸性に傾いた口内環境を中性に引き戻す能力です。酸性度は高ければ高いほど、虫歯のリスクも上昇していることを意味します。

 

▼タンパク質の量

 

唾液中のタンパク質の量が増えていると、歯周病のリスクが上昇していることを意味します。歯周病を発症している場合もタンパク質量が増加する傾向にあります。

 

▼アンモニアの量

 

アンモニアは、お口の中がどれくらい汚れているかを評価する際の指標となります。アンモニアの量が多いほど、口腔衛生状態が低下をしていることを意味します。

 

▼まとめ

 

このように、唾液検査は細かな項目に別れており、お口の中の状態を詳しくチェックすることが可能です。唾液検査の結果でわかったことを参考にして、日々の口腔ケアをより一層頑張っていきましょう。

 

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