2021年11月18日
スタッフブログ
矯正治療前の精密検査はなぜ必要なの?
一般の歯科治療では、初診から実際の処置に入るまで、それほど時間はかかりませんよね。ほとんどのケースでは、その日に虫歯を削ったり、歯周病治療を開始したりします。一方、矯正治療は事前に種々の精密検査を行います。費用も数万円に及ぶことから、その必要性についてはしっかり理解しておきたいものです。そこで今回は、矯正治療前の精密検査の重要性をわかりやすく解説します。
▼目に見えていない部分の情報が重要?
矯正は、歯並びの乱れを整える治療なので、口腔内診査だけでも十分に感じるかもしれませんね。けれども実際は、お口の中に露出していない顎の骨の形やバランス、歯根の状態、頭部の骨格の状態などを正確に把握する必要があります。つまり、目に見えていない部分の情報をしっかり集めなければならないのです。その上で専門家が時間をかけて分析し、診断を下します。
▼矯正専用のレントゲン撮影「セファログラム」とは?
矯正では「セファログラム」と呼ばれるレントゲン撮影を行います。これは歯列だけでなく、頭や顎の骨を正面や側面など、さまざまな角度から撮影する矯正専用のレントゲンです。このセファログラムによって得られる情報は、矯正治療の精度を上げる上で極めて重要といえます。
▼まとめ
矯正は頭や顎、お顔全体とのバランスも考慮しながら進めていく治療なので、どうしても精密検査が必要となります。通常の歯科治療よりも時間や費用がかかってしまいますが、その点はご了承ください。

■この記事の監修者
遠藤 善孝
経歴
- 北海道医療大学卒業
所属機関
- 日本歯周病学会
- IPSG
- 日本口腔外科学会
- 臨床歯科を語る会
- 日本口腔インプラント学会
- インビザライン認定ドクター
- 日本外傷歯学会