歯の痛みやしみは、日々の生活に大きなストレスを与えます。
当院は、できるだけ歯を削らず、神経を残し、負担を軽くすることを目標に診療を行っています。
痛みが苦手な方にも安心して通っていただけるよう、多角的なアプローチで虫歯を見極め、治療後も健康な歯を長く守れる環境づくりを大切にしています。

虫歯の原因と進行

虫歯は、口の中に棲む細菌が糖分を分解して酸をつくり、その酸が歯を溶かすことで生じます。
初期の段階では痛みや見た目の変化がほとんどありませんが、進行していくと歯の表面のエナメル質を越え、内側の象牙質へと広がります。
ここまで達するとしみや痛みが現れ、放置すれば神経部分にまで感染が進む恐れがあります。
さらに、歯の神経が死んでしまうと痛みを感じなくなり、気づかないうちに歯根の先まで膿が広がるケースも考えられます。
このように虫歯は進むほど治療範囲が大きくなり、歯を削る量や通院回数も増えてしまいます。
早い段階で発見し、適切な処置を行うことが、歯を残す近道です。

マイクロスコープとレーザー機器を使った精密な処置

マイクロスコープ(電磁ロック式ZOOMAX)

マイクロスコープ|エンドウ歯科

歯の内部に入り込んだ虫歯や微細な亀裂を見逃さないために、マイクロスコープを使用した治療を行っています。
数倍から数十倍に拡大した視野で確認することで、取り残しのリスクを減らし、必要最小限の削除を実現します。
根管治療などの繊細な処置でも、明るく拡大された視野を頼りに、安全性を高めることが可能です。
患者さんにとっては「無駄に歯を削られたくない」「できるだけ自分の歯を残したい」という希望を支える技術といえます。

レーザー機器(GC社製CO2レーザー)

CO2レーザー|エンドウ歯科

虫歯の部分をやわらかくしたり、歯肉の形態を整えたりと、さまざまな活躍をするのがCO2レーザーです。
従来のメスによる切開に比べて出血や痛みが少なく、切除面の治りも早い場合が多いです。
また、菌を減らす効果も期待できるため、歯周ポケットの消毒や歯茎の黒ずみ除去など、多用途にわたって活用しています。
痛みや腫れを軽くし、治療後のケアが楽になるように配慮しています。

治療後のケアと再発予防

虫歯の正確な進行度を捉えるためには、精密なレントゲン検査が欠かせません。
当院ではモリタ社のデジタルレントゲンを使用し、歯や骨、神経の位置まで立体的に把握しやすい環境を整えています。
症状が軽度に見えても、実は深いところまで広がっているケースや、隣り合う歯との接点部分で進む「隠れ虫歯」を発見する際にも有用です。
患者さんと一緒にレントゲン画像を確認し、現在のお口の状態を丁寧に説明することで、納得と安心を得ていただきたいと考えています。

虫歯治療後もきれいな歯でいるために

白い詰め物や被せ物

銀歯や金属の被せ物は頑丈ですが、見た目が気になる方も少なくありません。
当院ではコンポジットレジン(プラスチックとセラミックの混合素材)を使った詰め物や、セラミック製のインレー・クラウンなど、美しさと機能を両立する治療を用意しています。
最短一日でセラミック修復を行うセレックシステムの導入により、忙しい方でも短期間で白い歯を手に入れやすくなっています。
削った部分が小さければコンポジットレジンで自然な色合いに仕上げられますし、大きな範囲になってしまったらセラミッククラウンが適用されることもあります。
一人ひとりの歯の状態や予算、ライフスタイルに合わせて相談できます。
詳しくは審美治療のページを御覧ください (リンク

ホワイトニングやトータルケア

虫歯を治療したあと、ついでに黄ばみや黒ずみも気になるという声が寄せられることがあります。
そこで、ホワイトニングやトータルな口元のケアも視野に入れ、歯そのものだけでなく口元全体を明るくする取り組みを行っています。
白さだけにこだわるのではなく、噛み合わせや歯茎との調和など総合的に考えることで、長く使える口腔環境を作り上げます。
詳しくはホワイトニングのページを御覧ください(リンク

予防歯科との連携

虫歯治療をきっかけに終わりではなく、そこから先は予防歯科のステージに入ります。
治療で削った箇所や被せ物のまわりは、新しいプラーク(歯垢)が溜まりやすいポイントになります。
そのため、定期検診でクリーニングやブラッシングチェックを行い、再発リスクを下げることを重視しています。
院内には歯科衛生士が在籍し、お口の状態を細かく把握しながら患者さんに合ったケア方法を提案しています。
歯周病や他のトラブルの早期発見にもつながるので、治療後も気軽に足を運んでいただきたいです。

当院が大切にする三つの柱

痛みを少なくし極力削らない治療

歯を守るうえで、必要以上に削らないことは重要だと考えています。
虫歯の大きさを正確に把握し、あくまで感染を取り除く範囲にとどめることで健康な歯質を残す方針を取っています。
また、麻酔の際には表面麻酔の使用や注射のスピード調整など、さまざまな工夫を行い、患者さんが「チクッ」と感じる痛みを減らすよう力を入れています。
心身への負担を軽くしながら、歯の寿命を延ばす治療を心がけています。

【表面麻酔と電動麻酔注射器】
注射の痛みを減らすには、表面麻酔の使い方が大きなカギを握ります。
当院では、患部の粘膜に塗り薬を塗って表面をしっかり麻痺させたうえで注射を行うため、針を刺す瞬間の鋭い痛みを抑えられます。
さらに、電動麻酔注射器を使用して注入圧や速度をコントロールし、ゆっくり麻酔を広げることで圧迫感による痛みも減らすよう取り組んでいます。
このプロセスを怠らないことで、麻酔注射に対する苦手意識を軽くするよう努めています。

【笑気ガスによる鎮静法(東京技研 笑気システム)】
麻酔注射だけでは緊張が強く、治療中に怖くて動いてしまう方もいらっしゃいます。
そこで笑気ガスを活用し、鼻から吸うことでリラックス効果を誘導する方法を取り入れています。
高濃度酸素に笑気ガスを混ぜて吸入すると、意識がある状態のまま恐怖心や痛みへの敏感さがやわらぎ、治療に集中しやすくなるメリットがあります。
小児から成人まで幅広く対応できるので、「以前に痛い思いをして歯医者が怖くなった」という方におすすめです。
笑気ガスの効き具合は個人差があるため、何度か試しながら最適なバランスを見つけていきます。

【静脈内鎮静法の活用】
当院院長は口腔外科での手術や静脈内鎮静法の経験を積んでおり、より高度な処置に対しても豊富な実績があります。
静脈から薬剤を注入し、まどろみのような状態で歯科治療を受ける方法で、手術時や大きな外科的処置に際してもストレスを軽くできます。
不安が強い方、外科治療が必要な方などには静脈内鎮静法を提案し、患者さんの心身の負担に寄り添った診療を目指しています。

精密なレントゲン検査

虫歯の正確な進行度を捉えるためには、精密なレントゲン検査が欠かせません。
当院ではモリタ社のデジタルレントゲンを使用し、歯や骨、神経の位置まで立体的に把握しやすい環境を整えています。
症状が軽度に見えても、実は深いところまで広がっているケースや、隣り合う歯との接点部分で進む「隠れ虫歯」を発見する際にも有用です。
患者さんと一緒にレントゲン画像を確認し、現在のお口の状態を丁寧に説明することで、納得と安心を得ていただきたいと考えています。

ダイアグノデントを用いた数値化診断

目視やレントゲンだけでは判断の難しい虫歯を見極めるために、ダイアグノデントというレーザー機器を導入しています。
歯にレーザー光を当てて反射を計測し、0~99の数値で虫歯のリスクを評価します。
わずかな隙間や表面に穴が開いていない内部の虫歯なども把握しやすく、痛みをともなわない検査なので、小さなお子さんや妊婦さんにも安心です。
数値で確認できるため、患者さん自身も経過を理解しやすく、治療に対するモチベーションを高める効果も期待できます。

歯を残すことへの想い

歯の痛みは、心まで暗くしてしまうほど生活に大きく影響すると考えています。
だからこそ、歯科医療は「できるだけ痛くない」「できるだけ削らない」ことを目指すべきだと感じています。
当院では、デジタルレントゲンやマイクロスコープ、ダイアグノデントなど多数の機器を揃え、厳密な検査を行います。
さらに、表面麻酔や笑気ガスによる不安軽減、電動麻酔注射器での負担軽減など、患者さんの気持ちに寄り添うために努力を重ねています。
虫歯治療が必要だと感じた方、歯がしみる・痛む状態で困っている方、過去の痛みがトラウマとなって通院をためらっていた方は、遠慮なくご相談ください。
歯を残すために、スタッフ一同が連携しながら、納得いただける説明とスムーズな治療を行います。
お口の健康を取り戻し、笑顔で過ごせる日常をサポートすることが私たちの喜びです。