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歯並びが悪くなる原因はなに?

皆さんは、歯並びが悪くなる原因をご存知でしょうか?

今現在、歯並びの乱れに悩まされている方はもちろん、これから永久歯が生えそろう小さなお子さまがいらっしゃるご家庭では、歯並びが悪くなる原因について詳しく知っておきたいものですよね。

▼親からの遺伝

 

歯列不正や不正咬合の原因としてまず挙げておきたいのが「遺伝」です。遺伝的な要因は全身のさまざまな器官に影響を与えますが、それは歯並びも例外ではありません。

身長が親やおじいちゃん、おばあちゃんから遺伝することはなんとなく認識されているかと思いますが、身長と下顎骨の発育は近似しているのです。

というのも腕(上腕骨)や足(大腿骨)の骨と下顎骨は同じ長管骨という言われるものに分類されます。

したがって、顎が小さいや大きいは遺伝的影響を受けやすいのです。

とくに下顎前突に関してはとても遺伝要素が強いのです。

身長を170Cmに止めたいと思って頭を上から押さえつけても身長が止まるとは思えませんよね?それと同じです。

下顎が前に出てきてしまうことを止められないケースがあります。

しかし、幼少期に下顎を前に出す癖がったあったなどでかみ合わせ的に下顎が出てしまうケースでは、歯の位置を6歳ごろを基準に改善してあげるような矯正を行えば下顎の前方への成長を防げることがあります。

逆に小下顎症の場合には、硬いものをよく噛むなど顎に負荷をかけてあげることが大切です。

また、成長期を前にしているお子様ではプレオルソを用いて顎を前方に出す動きをさせてあげることで骨格的な成長を促し、負荷をかけなかった場合に対して異常に下顎が小さくなって成人になるといったことを防げるかもしれません。

また、小下顎は睡眠時無呼吸の可能性もありお子様の学力の低下に影響してきますので、できるだけ小下顎にならないよう親御さんはフォローしてあげる必要があります。

以上のことから親御さんに由来する出っ歯や受け口などは、遺伝的要因が強く関与しています。

しかし、改善できるケースもあるので歯医者さんに通って適切なあごの位置になるような診査診断を受けましょう。

 

▼日々の習慣

 

また、日常生活においてお口ポカンの状態が続いていたり、指しゃぶりや舌を突き出す仕草などが習慣化していたりすると、出っ歯や開咬(かいこう)といった歯並びの異常が誘発されます。

歯の移動する力は50gから100gでも動きます。

したがって口をぽかんと開いていると頬っぺたによる外側からの負荷がなくなり外に歯が移動しやすくなります。

指しゃぶりの場合に関しては、指が歯に当たっていることにより押された側に歯が移動していってしまいます。

舌を前に突き出す舌突出癖の場合も上の前歯が出てきてしまう原因になりその結果、出っ歯になってしまいます。

また、親指の根元は下顎を後方に押し込むので小下顎症の原因にもなります。

その他、頬杖をつく癖では押されている側の歯が内側に入ってしまったりします。

寝相に関しても、右ばかり下にして寝ていると右の歯並びが内側によってしまい、歯並びだけでなく噛み合わせにまで

影響が出る場合があります。

爪を噛む癖、下唇を噛む癖、片方だけで噛む癖なども要注意です。

このような様々な癖によって歯並びは変化し、噛み合わせにも影響します。

噛み合わせに影響が出ると、顎関節症の原因にもなりますので、日々の日常生活が楚歌の部分にも悪影響がでることを

知っておいてください。

 

▼乳歯の異常

 

乳歯が生え変わることは永久歯にとって大変重要なステップなのですが、乳歯が重度の虫歯にかかったり、萌出異常などに見舞われたりすると、永久歯の生えるスペースがなく乱れてしまいます。ですから、将来的な歯並びの異常を予防したいのであれば、乳歯の段階から虫歯にならないようにお口の健康維持・増進に努めるようにしてください。とりわけ定期検診において歯と歯の間の虫歯がないのかが重要となります。

しかし

歯と歯の間の虫歯が歯科医院に通っていても非常の気づかれにくい部分なのです。

私は、中幡小学校の学校歯科医をしておりますが小学校一年生の親子歯磨き教室の際には、よくこのことをスライド発表します。

当院においては咬翼法といって歯と歯の間の虫歯を診断するレントゲン方法を採用しており、日本ではあまりなじみがありませんがアメリカのような予防に力を入れている国では珍しい診査方法ではありません。

早く歯と歯の間の虫歯を診査することは、永久歯の生えるスペースの確保においても大変重要な診査項目ですので定期的に歯と歯の間の虫歯チェックを行いましょう。

 

▼まとめ

 

このように、歯並びが悪くなる原因は遺伝だけではありません。毎日何気なく行っている習癖や習慣なども歯並びに深刻な悪影響を及ぼすことがあるため十分にご注意ください。お子さまの歯や歯並びで少しでも不安に感じる部分があれば、すぐに歯科を受診しましょう。

参考:当院の矯正治療について

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