歯周病について学んできました!(^^)!
みなさんこんにちは!歯科衛生士の後藤です。
月日が経つのも早いものであっという間に冬が近付いてきましたね!
最近は1年が経つのがあっという間に感じてきてます……。
気温差も大きい日が続いておりますが、みなさんは体調を崩したりしていませんか?冬はインフルエンザも流行る時期なのでよりいっそう感染予防に気をつけていきたいですね!
先日、Web上で【開業医が行う歯周基本治療の要点と長期管理】というセミナーを受講しました。
今回はなかなか難しいそうなタイトルですね…。
歯周基本治療ってなんだろうと思った方も多いと思います。
これは歯周病の進行を食い止める為のベースとなる治療の流れのことを言います。
みなさんも何度かテレビCM等で聞いたことがあるあの歯周病ですね!
先日はカズレーザーの番組でも30歳以上8割が罹患とやってましたね。エンドウ歯科医院のインスタにもそのあたりは上がっているので見て頂ければ嬉しいです☆
歯周病というのは歯を支える骨がプラーク中の細菌によって溶かされてしまう病気です。
この歯周病が進行してしまうと、歯を支える骨が無くなってしまうので歯がグラグラしてきて最終的には抜けてしまう恐れもあります。
とっても怖いですよね…。
もっと怖いのは自覚症状がほとんどないまま進行してしまうことです。
気づいた時には歯がグラグラしていることも…。
しかも1度失った骨は戻りません!
なので定期的に検診を受けて歯周病が進んでいないかを見ていく必要があります。
歯医者さんで行っている歯石取りなどもこの歯周基本治療のステップのひとつです。
ここで歯周基本治療の流れをお話しようと思います!
①診査
ここでは最初の段階で歯周病になっているか、どれほど歯周病の進行があるのかを確認します。
②ブラッシング指導
実はここが1番大切と言っても過言ではありません!歯周病の進行を止めるには患者さんの毎日のブラッシングが最も必要なのです。エンドウ歯科医院では皆様の歯を守るためこの点を他の医院さんよりもかなり力を入れて行っています。
神は細部に宿ると言いますが、プラークが完璧に細部まで除けていれば歯周病の進行を止めることが出来ます。
③スケーリング
ブラッシング指導を重ねていき、患者さんの磨きにくい部分や苦手な部分を一緒に解決していきながら歯医者さんでは歯石取りをしていきます。このスケーリングというのは歯茎より上の目に見えているところの歯石取りをします。
④再評価
歯ブラシでは取ることの出来ない目に見えている歯石を全て取りきった後に改めて歯周病の検査を行います。これによって最初と比べてどのくらい改善されたか確認します。
⑤スケーリング・ルートプレーニング(SRP)
再評価後も出血が見られるところや歯周ポケットが深いところには歯茎の中に歯石が着いており、それが悪さをしていると考えられます。
これはレントゲンに写って見られるほど大きな歯石もあれば細かいザラザラとした歯石もあります。
なので今度は部位をより細かく分けて歯茎の中の歯石を探知しながら取っていきます。
このあたりでは、私たち衛生士の腕の見せ所です。一生懸命歯を磨いてきてくれた状態の良い歯茎の中に取り切れない歯石を細部まで取り除きます。
エンドウ歯科医院ではマイクロスコープを併用して目に見えづらい歯石も明るいLEDライトの下で顕微鏡を用いて取り除きます。
⑤SRP後の再評価
歯茎の中の歯石取りが終わったらまた検査をします。
ここでの検査の結果に改善が見られたら、ここからメンテナンスとして定期的に検診をして、症状が改善された状態を維持できるようにします。
このようにして歯医者さんでは患者さんのお口の中が歯周病にならないように、これ以上進行しないようにお手伝いをしています。
患者さんひとりひとりにあった歯磨きの方法やおすすめの歯ブラシ等も提案させていただきますので興味のある方はぜひ当院のスタッフにお声がけください!
難しい無いようだったでしょうか?
幡ヶ谷にはこのように、住宅地の中でも「神は細部に宿る」気持ちを持って患者様のお口を守っている衛生士がいます。
見えない病気(サイレントディジーズ)が気になる方はエンドウ歯科医院までご相談ください。
最後まで読んでいただきありがとうございました!