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矯正治療のリスクについて解説
歯列矯正は、“歯並びの乱れ”という、自力ではどうすることもできない問題を適切な方法で改善できる歯科治療です。それだけに、長い年月がかかってもいいので治療を受けたい、と希望される方が毎月たくさんいらっしゃいます。そこで是非、事前に知っておいていただきたいのが「矯正治療のリスク」です。
▼理想的な歯並びにならないこともある?
矯正治療は決して万能ではありません。また、審美性だけではなく、機能性も追求する必要があることから、最終的な仕上がりが理想とは少し異なるものになる可能性も十分あります。そうしたリスクは、治療を開始する前にしっかりと理解しておきましょう。
▼歯茎や顎の骨、歯根が吸収するリスク
矯正治療では、比較的強い力を歯や顎の骨にかけます。その調整が上手くいかないと、歯茎が下がる、顎の骨が溶ける、歯根が吸収するといった症状が現れることもあります。このリスクは歯列矯正に必ず伴います。
▼虫歯や歯周病になるリスク
矯正期間中に適切な口腔ケアを行わないと、虫歯や歯周病にかかってしまうことがあります。とくにワイヤー矯正は、装置によって清掃性が低下することから、虫歯・歯周病の発症リスクは顕著に上昇します。
▼まとめ
このように、矯正治療には種々のリスクを伴います。矯正治療で後悔しないためにも、治療期間中に生じるリスクやトラブルについては、正確に把握しておきましょう。