歯医者によるカイロプラクティックが反響を呼んでいます。
エンドウ歯科医院でのカイロプラクティック
エンドウ歯科医院の院長の私がカイロプラクティックで、今患者さん達の感動を与えています。
そもそも、なんでカイロプラクティック?
と思われる方々が多くいらっしゃるかと思います。
当院には、歯の治療でお困りの方が各地からやって参ります。
北は北海道、南は鹿児島。沖縄からはまだ来られていません・・・
歯科治療を行う上でカイロプラクティック(以下カイロ)はどういった時に使うのか。
それは、咬合(かみ合わせ)と全身のバランスが崩れているケースです。
全身のアライメント(軸)を考えたとき足の長さや骨盤の位置、腸骨の位置、肩の位置、顎の位置、頭蓋骨の位置など全身は繋がっています。
全身からかみ合わせが崩れているケースはかみ合わせを治してもうまくいきません。
建物の基礎と同じで、かみ合わせは上層階に乗っているペントハウスのような存在です。
そのため、重度の全身の乱れはかみ合わせを治してもすぐに壊れてしまうのです。
逆に、歯医者さんで治療を受けておかしくなった方はかみ合わせの補正を行う事で、股関節に痛みなどを改善させることもでできます。当院でもI様はとてもかんどうしておられましたね(^_^)/
当院ではセラミック治療も行うのですが、セレックは一日で治療が完結するということもあって、
気軽にお問い合わせを連日頂きます。
しかし、当院は即日治療を主に掲げた歯医者ではなく、
長期的に安定した健康を手に入れられる歯医者を目指しています。
そうです。
簡単に言うと一見さんお断り
すぐに治してくれればそれでいいです。
そんな方が数ヶ月に一度お見えになりますが残念ながら治療はお断り・・・
自分の行った治療の行く末を一生かけてお守りしたいから、自分の歯科医院をもったのに
売り上げ至上主義で駅前で歯科医院を展開する事をしないエンドウ歯科医院。。(駅から遠くて患者さんにはご迷惑をかけております・・・)
歯の治療って本当に精密に極めようとするとすぐには治療って終わらないのです。
私の師匠 伊東歯科口腔病院の伊藤隆利先生はいつも我々勤務医に、宮大工になれ!!
と、言われていました。
私たちは治療の技術を習得するのに初めはものすごく必死です。
しかし、どれだけ治療の精度が高くても壊れるときは壊れます。
大学の教授が治療をしても患者さんの状態1つで壊れるのです。
そこで、たどり着いたのがカイロプラクティック。
カイロはとても全身のバランスを見ます。
カテゴリー分類を行い歯医者の治療に初めから入っていいものかどうかも
巷の歯医者さんは知らないでしょう。
私もこれを学んで気安く歯を治療してはいけないなと思いました。
歯科医師は国家試験を受けて歯科医師免許を取得するのですが、現在歯科学生の半分以下しか
歯医者になれない時代に直面しています。そこで学び、研鑽し開業する先生方が多いのですが。
カイロは国家試験には
出ません。
カイロを知らなくても半分以上の患者さんはもしかしたら問題なく治療を受けられているかも知れません。
ただし、本人が気付いていないだけと言うことも大いにあります。
なぜなら、私自身がそうであったから。
自分自身でインビザラインのマウスピース矯正を行った投稿を5年ほど前に行いました。
もちろん自分の歯を自分で治療が出来て審美的には、見た目も良くなりました(自分で言うのもなんですが)
しかし、肩こりが増えたり寝違えたりすることもあり、顎がカクカク鳴る事象も出現しました。
これは、咬合器という器械で咬合診断を行い、歯の不調和が生じている部分を治すために行うのですがそこでもまず、かみ合わせに0.2mm程度の不調和を生じさせていました。
これは本人気付きません。
マウスピース矯正は非常に簡易的で治療効果の高いものであるので患者さんにご提供していますが、自分自身がこの不調和を生じたことでさらに治療に対する理解が深まりました。
さらにカイロプラクティックは腸腰筋の不調和を改善させたり、筋膜リリース、クレニアルといった全身の調和も整えます。
徐々に行った患者さんが増えてきましたが、歯科治療より感動をしてくれていることもチラホラ。
まだまだ歯科の治療が楽しく感じる今日この頃です。
また、以前より歯科は修復の時代から予防の時代になったとお伝えしてきましたが
全身を整えることも予防です。
病気になってからでは修理屋になってしまうため、当院では徐々に治療に成り患者さんが激減しています!
治療をする患者さん一日6人、メンテナンスの患者さんは40人弱。
これが今エンドウ歯科医院の求めてきた形になっており、幡ヶ谷の患者さんのみならず、全国にもすこーしですが
広まりつつ有ることに喜びを覚えています。
こういった患者さんをもっと増やすためにはもっと沢山の患者さんを治療して、予防の領域に導いて健康で幸せに暮らしていける方々を増やしていきたいと思っています。
ところが・・・
皆さんは食について考えたことがございますか?
食とは、何でも噛めて胃袋にやさしく消化の手助けになることだと考えます。そして、食は健康に生きていく上で欠かせないものであるにも関わらず、朝は菓子パンで済ましたり、麺類を多く与えたりしてしまう親御さんも散見されます。
日本の未来を担うのは子供たち。その子供たちが今激減して少子化の一途をたどっていますが、食が良くなくては健康な子供たちも守らなくていけません。
カイロプラクティックでは食もとても大切にしています。
コロナが騒がれるようになって久しいですがマスクやワクチンより、自身の免疫を高める事が何より重要と思います。健康を維持・向上するには水と健康的な食事が大切だと思います。
また、良く噛むことは子供たちにとって学業成績の向上にも役立ちます。
学業を行う上で、記憶と集中力が必要だと思いますが、記憶は脳の中の海馬の機能を用いて記憶をとどめています。その他にも前頭前野、頭頂葉にも記憶する機能を持っています。
咀嚼を行う事で、その脳への刺激を向上させ集中力がつくと言われています。
昨今の子供たちはキャリア形成のため良い大学に行き、良い企業に就職するため一生懸命勉強する事が多くあります。子供たちは小学校から受験戦争に巻き込まれています。
本来、健康的な食事をしていれば、良く噛むことで唾液に含まれるアミラーゼによって食事で最大限の栄養を補給も行え、噛むことで集中力も高まります。
しかし、塾など忙しさのあまりゼリー系の栄養補給などに軟らかい食事で栄養を摂取している子供たちも多く見られます。
学校給食などで子供たちの真の健康を考えた給食も大切だと思います。
また、顎の発達にも軟らかい食事は成長をうまく促せません。
元々顎の発育が悪くなっている現代人ですから、永久歯が綺麗に生えそろっている子供たちもごくわずかです。歯列が整っていないとそれはそれで、咀嚼がうまくいかず噛む操作をしなくなり丸呑みになります。
そこで歯医者の立場から矯正治療が大切であることも伝えなくてはなりません。
日頃から、幡ヶ谷の子どもから全国地方の成人の方々まで全身から治療に当たっているエンドウ歯科医院ですが、最後はやっぱり矯正が必要ですと勧める症例が有ります。
カイロプラクティックを行い、関心を持ってくれた患者さん達から多くのことを今学ばさせていただくのは、
健康出ある事が真の笑顔を生むということ。
健康に対して皆様は食事から睡眠そして全身のバランス、さらにはお口の健康、顎関節の安定、その上で歯、1本1本の保存に関心を持った社会になることを願います。