コロナで進むエンドウ歯科医院の治療の質の向上！！
皆様暑い日々が続きますがいかがお過ごしでしょうか？
エンドウ歯科医院は、お盆休みに入り、院長は日々の業務を一度見直しているところです。
最近エンドウ歯科医院の予約が取れないとクレームを頂いています・・・
この一年、懇親会や勉強会が公の場では行われなくなり、エンドウ歯科医院は懇親会の代わりに勉強会を例年にないほど院内で行って参りました。
今は、ソーシャルディスタンスや換気のために院内へお招きできる患者さんの数も少なく制限しておりエンドウ歯科医院の診察台は常に１～２台は空けている状況です。
まずは、そういった院内の治療の質を向上させるための院内研修に時間を割いてしまっていることを御了承いただきたいのです。
そして、混雑を避けるための”ぎゅーぎゅーぎゅーぎゅー診療”にならないような配慮をしていることもご理解いただきますでしょうか。
また、上半期を振り返るとインプラント治療が当院では過去最高の施術治療になりました。
このことは、
①患者さんご自身がコロナで食事をする事への健康意識の向上
②今まで忙しすぎてご自身の健康への考えがなかった事
この2点が需要を大幅に高めたのではないかと思います。
当院でのインプラント治療を少しご説明させていただくと、当院ではインプラントをすぐには行えません。
まず、お口の清掃状態や唾液検査・虫歯の有無・歯周病の有無。
こちらをクリアした方のみ与えられる特権です。メンテナンスに通われているIさん。
お分かりですよね？？笑
インプラントは聖域とエンドウ歯科医院では捉えていますので、今一度お口のセルフケアの大切さを見直してみてください。
ではなぜインプラント治療を行うまでのこのような時間を要するのかをお伝えします。
インプラントは贅沢品と言ってしまえば贅沢品なのかもしれません。しかし、この装置はご飯をおいしく食べるのにとても快適な装置です。
しかし、お口の環境の悪いところにインプラント治療を行うとすぐに感染を起こすのです。感染したら治療すれば良いと思いがちですが、もともと人工物なので感染したらはっきり言って治りません。
日本人はインプラント治療に対して安易に考えがちですが北欧では、インプラントが感染したら自殺行為並のショックを受ける方もいらっしゃるようです。
それは、インプラントが感染するとインプラント周囲炎となり、改善が難しい事を患者さんご自身が知っているからです。
よく、インプラントが骨に合わなかったなどと言われることがありますが、インプラント治療は確立された治療法で98％以上は成功する治療です。
2%しか合わない可能性しかないので、世の中それほど多くいる訳がないのです。
インプラント周囲炎は、今で言うコロナに近いものを感じます。
コロナが完治しない方がおられますが、インプラント周囲炎もコロナも特効薬がないのです。
なので、インプラント治療を行う前には最大限感染しない為の予防策をとる必要があります。
また、骨にインプラントを入れるので格安なものを選択することはあまりお勧めできません。
人それぞれの価値観かもしれませんが、私は装飾品なら安くても良いと思いますが、ご自身の骨に直接触れて埋め込むものを安いもので入れることは衛生面・医学的エビデンスから費用はある一定以上は掛ける必要があると思っています。
当院では、インプラント手術の当日は別の患者さんがいらっしゃらないように手術中の空気まで気を遣います。
最近、エンドウ歯科医院の予約が取れないとクレームが増えてしまっていますがこのような理由があったのです・・・。
以上、予約が取りづらくなっている理由を列挙して今日のブログを終わりたいと思います。
①院内の治療品質を向上するため、診療時間を削って勉強会を行っているから。
（診察可能患者人数10人ほど削減）
②診療時間と医院内の人口密度に配慮するため、ゆとりを持ち診察台を清潔に保つ時間を確保しているから。
（診察可能患者人数10人ほど削減）
③最近ではインプラント治療が大幅に増えたため、院内の空気を清潔に保つために予約を削減しているから。
（診察可能患者人数8人ほど削減）
①～③により診察人数に制限がございます。
また、体調不良の際にはコロナ感染防止の観点から２週間以上の来院間隔を空けていただいています。
決して診療拒否をしているのではなく、皆様へよりクオリティの高い治療を心がけている故の配慮でございます。
大変ご迷惑をおかけしますがよろしくお願いします。
院長
