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日本外傷歯学会について

皆様こんにちは。

先日、交通外傷の後に歯が気になるという訴えで患者様が来院されました。

聞くところによると、車の運転中に追突されて前歯を軽くではあったもののぶつけてそれから違和感があるということでした。

見た目はどうもないのでそのままにしていたが、念のため見てほしいといった内容でした。

歯の外傷は特に遭遇する機会が少ないため、皆さん戸惑っている方が多いようです。

実際、歯医者さんも交通外傷に得意な先生というのはマレでして特に東京都内ではすぐに大きな病院へ紹介されたり個人歯科医院では対応できない医院さんがあります。

そんな時には、日本外傷歯学会を調べてみてください。

日本外傷歯学会は、それほど大きな学会ではございませんが、多彩なメンバーがおられます。

日本口腔外科学会・日本保存学会・日本歯周病学会・日本顕微鏡学会・日本歯内療法学会・日本放射線学会・日本小児歯科学会・西日本小児口腔外科学会・顎顔面外傷学会などの先生方が歯の外傷について発表を聞いたりします。

いろいろな角度からの意見も聞けて症例報告では討論をし、統計報告では地区や地方の環境についても触れることがあります。

そんな中で、私自身勤務医時代多くの外傷症例に触れて、歯科医師の中でもあまり歯の外傷について経験されているDrが少ないことに気づきました。

歯の外傷には、単純なぶつけちゃった!という症例ものちに深刻な事態になることをあり、保存できる歯を抜かれてしまうケースもあります。

外傷に関して、患者様側からどこに聞いたらいいのかわからないといわれた今回をきっかけに慌ててブログに発信いたしました💦

当院では移植治療を多く取り扱うことも多く外傷で歯が抜けた際も是非あきらめずにすぐに相談をしてほしいです。

インプラント治療という画期的な治療が現代ではございますので、外傷の知識がない先生のもとに行かれれば抜歯してインプラントを提案されるかもしれません。(現に、当院へお越しの方でもセカンドオピニオンで簡単に保存できたケースもございます)

便利な世の中ではありますが、ご自身の歯守るのも、ご自身です。

是非、ご自身で自分の歯を守るべくお口のけがの際はお問い合わせください。

 

以上、とりとめもない内容でしたが患者様のお役に少しでもなれればと思い一筆取らせていただきました。

また、いつも読んでくださっている患者様におかれましても引き続きご愛読いただけるよう情報発信もっと頑張りますね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

エンドウ歯科医院 (歯を守る歯科西新宿五丁目) 遠藤善孝

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