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海をきれいにするには森をきれいにする。

こんばんは。

七月に入り、梅雨が徐々に開けようとしている渋谷区本町の気候ですが、皆さまはいかがお過ごしでしょうか?
昨日は当院も休みで、中野新橋から赤坂見附に昨年勤務していた医院様へご挨拶に行ってまいりました。
開業して徐々に患者様も当院の予後を見据えた治療法に賛同して来ていただいております。と。

赤坂は近いようでなかなか行く機会もなくご無沙汰となってしまいまして、この場を借りてお詫び申し上げます。

赤坂の医院さんにはお中元を持参したのですが、早いものでもう夏目前ですね。

皆さんは、夏といえば海?山?どちらでしょうか?

歯科の先生の中にも海派と山派の先生がいらっしゃいますが、何はともあれ運動することが大事かと思います。

今回お話しするのは、海を綺麗にするには山をきれいにする必要があるということ。

海が好きな方も海の掃除ばかりしても実はきれいにならないのです。
山から川を伝って大量のごみが流れてきては、海は綺麗にならないのです。

このことは、歯科の分野においても同様で、虫歯になったから歯医者に行く。
これでは根本的に何が悪かったから虫歯になったのか分からず治せばそれで終了。
しかし。それでは終わりません。根本的に何が悪いのかを見直し改善しなくては再度同じ虫歯や歯周病になってしまうのです。

当院では、虫歯や歯茎が腫れたからと言って直ちにすべてを終わらせません。
まずは、歯磨きですね(^_-)-☆いつもいつも歯ブラシのことばかり。

今日は半年以上歯磨きをメインに通われている21歳の男の子が久しぶりに来院されたのですが、歯茎の出血がほとんどない!!

これでもか!というほど再三指導していたおかげで遂に歯ブラシの改善がされたのです。
最も、継続して根気強く当院のやり方を信じて来院していただいた患者様の努力のたまもの。
それが一番です。
患者様は時に治してもらえるものと思っていますが、病は基本自己の力で治しているのです。
時折、医者にも治してやっている感じの方がいらっしゃいますが、大前提として患者自身の治す自然治癒力の手助けなしに医者は患者を治せません。
その患者様は、まだ虫歯の治療は残されていますが、まずは根本的な歯の掃除ができていなくては治してもすぐに再発してしまうことが伝わり、スタッフ一同喜んだところであります。
これできっと再発は少なくなったでしょう♬
と、こちらも油断せずメンテナンスになってからも汚れの取り残しがないか十分に支えていく所存です。
そんなこんなで・・・
海をきれいにするのは(虫歯にならないためには)、森をきれいにする。(歯ブラシのテクニックを何度も見直す)。

海の綺麗さには心洗われますが、山の清々しい環境が海を綺麗にしていることも忘れないでくださいね(^^♪

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